どこかにビューーン！を使ってみた！④～秋田編～秋田の郷土料理とリゾートしらかみ号を堪能する一人旅【旅行記・宿泊記】

皆さんこんにちは、季ラリです。

今回のテーマは、JR東日本の「どこかにビューーン！」を使ってみた第４弾！です。

本ブログの読者の皆さんには既にお馴染みの「どこかにビューーン！」、お待ちかね４回目の旅に行ってきましたので、その様子を紹介したいと思います。

過去３回の「どこかにビューーン！」では、

と、岩手・秋田・山形の３県を制覇しました。

個人的には、割引率の低い「上越新幹線」「北陸新幹線」は回避すべくリセマラを繰り返してきたところで、３回とも回避できた上にかなり遠い行先に当たっていますので、非常にクジ運が良かったと思っています。

過去３回の旅の様子については、

「どこかにビューーン！を使ってみた！①～盛岡編～」
「どこかにビューーン！を使ってみた！②～角館・田沢湖編～」
「どこかにビューーン！を使ってみた！③～天童・山形編～」

でそれぞれ紹介しています。

また、「どこかにビューーン！」でハズレを引かないための攻略方法については、

「どこかにビューーン！でハズレを引かないための攻略方法を徹底解説」

の記事で解説しています。

興味のある方は是非合わせて読んでみてください。

今回も練りに練ってリセマラを100回ほど繰り返しまして、決定した４つの候補地はこちらです。

JREポイントランクは引き続き「プレミアム」ですので、今回も4,000ポイントで「どこかにビューーン！」を利用できました。

今回割引率最大化の条件たる「新潟駅」を候補地に入れなかったのは、
・最遠地たる「秋田駅」「新青森駅」が両方入っていたこと
・「燕三条駅」が最寄りの行きたい温泉地があったこと
の２つが重なったためです。

仮にハズレの「燕三条駅」に当たったとしても、割引率78％超ですから、十分すぎますね。


そして今回当たった行先がこちら・・・！

ジャーーン・・・

やりました！
最遠地の「秋田駅」を見事引き当てました。

割引率約89％ということで、もはや新幹線にも関わらず青春18切符並みの割引率と言えるでしょう。(笑)

そして秋田か新青森が当たったら、憧れの観光列車「リゾートしらかみ号」に乗ろうと思っていましたので、今回その夢が叶いました。

「リゾートしらかみ号」でしか味わえない日本海の絶景をしっかり堪能してきましたので、興味のある方は是非最後までご覧になってください。
また、青森県深浦町にある「不老ふ死温泉」にも行ってきましたので、そのレビューも合わせて行っていきます。

なお、本記事の投稿日は令和６年１月ですが、実際に秋田旅行に行ったのは令和５年７月です。

（秋田編）旅行の行程について

では、最初に今回の旅行の行程について紹介していきましょう。

１泊２日～秋田の旅～

ここから早速、旅の様子を紹介していきましょう！

（１日目）7時32分　東京駅を出発

今回は、7:32発　はやぶさ・こまち ５号　新青森・秋田行　の指定席が割り当てられました。

停車駅は、「上野・大宮・仙台・盛岡・田沢湖・角館・大曲・秋田」です。

最速達のはやぶさ・こまち号と言えど、終点の秋田までは約４時間かかります。
長旅ですが、今回もたっぷり東北・秋田新幹線のひとときを堪能していきましょう。

早速乗り込んでいきましょう。

こまち号の普通車は、厚みのあるシートで、２列×２列なので乗っていて凄く快適です。

スタバに寄る時間がなかったので、今回はパン屋さんで朝食とカフェラテを購入しました。

上野・大宮を出てしばらくは雨模様でしたが、徐々に天候は回復し、仙台・盛岡に着くころにはお日様が、、、

盛岡でやっと半分！まだまだ先は長い・・・

ここから田沢湖線に入ります。

田沢湖・・・

角館・・・

そして大曲・・・

「大曲の花火」の大きな看板がありました。

大曲を過ぎると奥羽本線に入り、電車の進行方向が変わります。
シートをひっくり返す人はほとんどいないので、基本後ろ向き運転となります。

そして約４時間の新幹線の旅もまもなく終了・・・
終点の秋田に着きます。

11時25分　秋田駅に到着

こんなに遠いところまで片道2,000円で連れてきてくれたJR東日本さんに感謝しながら、こまち号を見送ります。

改札を出ていきましょう。

なまはげさん・・・

大きな秋田犬もお出迎え♪・・・

11時30分　昼の川反通りを散策

では早速、秋田一の繁華街「川反」へ向かいたいと思います。

秋田駅周辺の繁華街は西口に固まっており、「川反」へも西口から向かいます。

西口駅前の広場は芝生になっていて広々しています。

駅を背に真っ直ぐ秋田駅前のアーケード街を突っ切っていくと、秋田県立美術館があります。

美術館を少し右にそれると大通りに出ますので、その大通りをまた秋田駅を背に歩き続けます。

５分ほど歩き続けると、秋田市内のど真ん中を流れる「旭川」にぶち当たります。

左に曲がって、旭川の川沿いをまた５分程歩くと、川反通りの入口が見えてきます。

早速川反通りを散策していきましょう。

地図を見ただけでも凄く長い川反通り。

老舗の鰻屋さんや郷土料理のお店・・・
こういうその土地の老舗のお店は絶対外さないですね！

すずらん通り１区です。川反には各道に１区２区・・・と名前がついています。

どの通りも凄く風情のある素敵な雰囲気でした。
昼間は閑散としていますが、夜は賑やかになるとのことで、今晩夜ご飯を兼ねて再び散歩に来たいと思います。

13時00分　無限堂で稲庭うどんランチ

沢山お散歩をしてお腹も空いてきたので、ランチに向かいます。

１日目のお昼は、川反通りから少し北に上った大町にある老舗「無限堂」さんでいただきます。

秋田の郷土料理が沢山あり迷ってしまいましたが、今回は王道の「稲庭うどん（比内地鶏つけ麺）」を注文しました。

そして出てきたのがこちらです！

稲庭うどんの喉越しの良さは、他のどの麺にも劣りません。

比内地鶏の出汁とよく絡み合って本当に美味しい一品でした。

14時00分　ホテルメルディア秋田にチェックイン

お腹いっぱいになったところで丁度ホテルのチェックインの時間になりました。
早速ホテルに向かいます。

本日宿泊するのは、「ホテルメルディア秋田」さんです。

ランチで訪れた「無限堂」さんからは徒歩５分程で到着しました。

室内はこんな感じです♪

こじんまりしていますが、清潔感があって非常にいい感じです。

15時00分　ホテルの大浴場でまったり

長旅の疲れを癒すため、ホテルの大浴場に向かいます。

ホテルメルディア秋田の大浴場はサウナやジャグジーバスもあり、非常に充実しています。

以下の画像はホテルメルディア秋田の公式ホームページから引用しています。

・大浴場

・サウナ

約１時間半ほどかけて、交代浴やサウナをしっかり堪能しました。

18時00分　夜の川反通りを散策

では、ここからはディナ―までの時間、ゆっくり夜の川反通りを散策していきましょう。

昼間見た郷土料理のお店。夜見るとより風情を感じます。

メイン通りは沢山の人で賑わっていました。
さすが30万都市秋田市の中心街ですね！

すずらん通りのネオンサインもキラキラと光り輝いています。

19時00分　秋田きりたんぽ屋できりたんぽ鍋を堪能

しっかりと歩いてカロリー消費したところで、いよいよディナーに向かいます。

大町にある「秋田きりたんぽ屋」できりたんぽ鍋をいただくことにしました。

美味しそうなきりたんぽ鍋♪

秋田の地酒も沢山提供されていました。

そして今回注文したきりたんぽ鍋（小鍋）がこちら↓

調子に乗ってきりたんぽを追加したところ、お腹がはち切れそうなくらいいっぱいになりました！(笑)

食事の途中で秋田の地の野菜やきのこをおすすめに来てくださいました♪

最後にお土産までいただきました！

昼も夜も秋田の郷土料理を満喫して、大満足の１日となりました。

明日は朝一出発で、「リゾートしらかみ」に乗って不老ふ死温泉を目指しますので、ホテルに帰ってゆっくり休みます。

（２日目）6時30分　起床しホテル朝食バイキングへ

皆さんおはようございます。
２日目の朝になりました。

朝はホテルでバイキングを注文してあったので、早速会場に向かいます。

オシャレなウェルカムボードがお出迎えです♪

朝食バイキングの中ではかなり種類が豊富だと感じました。
秋田の郷土料理もしっかり取り入れて、素敵なモーニングですね！

わたしは、昨日の夜きりたんぽ鍋を食べすぎたので、こんな感じで軽めの朝ご飯にさせていただきました！(笑)

7時30分　ホテルをチェックアウトし秋田駅へ

ここからいよいよ、待ちに待った「リゾートしらかみ号」の旅です♪

秋田駅8時19分発の「リゾートしらかみ １号　青森行」に乗車します。

朝の秋田駅前は凄く静かです。

15分ほどかけて秋田駅に到着♪

今回は、不老ふ死温泉のある「ウェスパ椿山駅」まで日帰りで往復します。

現地での滞在時間は約40分とかなり短いですが、「リゾートしらかみ号」の旅がメインですので、まあいいかなと思いこの時間で予約しました。

20分前にホームに降りると、既に乗車するリゾートしらかみ号が停車していました♪

今回は、一番新しい「橅編成」でした。

乗車すると扉を入ったところに、停車駅が明示されたレトロな案内図が記されていました。

トイレもバリアフリーで広々としています。

２号車は広々とした個室のボックス席になっています。

３号車にはシンボルツリーがあります。

そして今回わたしが乗車する４号車です。

座席の間隔が驚くほど広く、グリーン車よりも広々と足を延ばせます。

リゾートしらかみ号では、進行方向がどちらであっても、常時日本海側となる窓側の「A席」がおすすめです。
必ず「A席」を予約するようにしましょう。

8時19分　リゾートしらかみ１号「橅編成」で青森県のウェスパ椿山駅へ

では、いよいよ出発です♪

旅のお供には、お馴染み「スターバックスラテ」と、秋田限定「いぶりがっこプレッツェル」です。

なまはげラインに別れを告げて五能線の旅へ♪

最初の停車駅、追分・・・

八郎潟・・・

綺麗な田園風景が一面に広がっています！

森岳・・・

そして、五能線の起点駅である、東能代駅に到着です♪
こちらで列車の進行方向が変わりますので、座席をひっくり返します。
東能代駅では停車時間があり、少し下車することができました。

そして、東能代を出発し、まもなく能代駅に到着です。
こちらでも暫くの間停車します。

能代市はバスケの名門、能代工業高校があり、「バスケの街」として知られています。
驚いたのは、能代駅のホームにバスケットゴールがあり、リゾートしらかみ号の乗客向けにフリースロー挑戦会を開催していました。

もちろんわたしもチャレンジ！
見事にシュートを決めて、こちらの橅のコースターをいただきました！

※こちらシュートを１発で決めないと貰えませんので挑戦する際は十分に集中して頑張ってください！(笑)

能代駅を出発すると、いよいよ絶景の日本海に向かっていきます。

少しずつ日本海が見えてきました♪

あきた白神・・・

駅前に温泉があるようです。

あきた白神を出ると、本格的に日本海の海岸線を走っていきます。

岩館・・・

何とも趣のある駅舎です♪

岩館駅から次の十二湖駅間は、リゾートしらかみ号髄一の絶景ポイントがあり、列車は速度を落として運転してくれます。上から日本海の絶景を見下ろすことができます♪

上から日本海の絶景を見下ろす至福のひととき、最高に素晴らしかったです♪
過去乗った観光列車の中でもダントツの１位と言える絶景でした。

ゆっくりと列車は進み、次の十二湖駅に到着です。

十二湖駅を過ぎても、まだまだ絶景は続きます。
長閑な海岸線を横目にひたすら走るリゾートしらかみ号、本当に最高です。

そうこうしているうちに、目的地のウエスパ椿山駅に到着です。
約２時間強の旅もあっという間でしたね♪

このウェスパ椿山駅は、青森県深浦町ということで、知らない間に青森県に突入していました！(笑)

10時35分　送迎バスで黄金崎不老ふ死温泉へ

帰りが11時13分発の「リゾートしらかみ２号　秋田行」に乗車する予定ですので、滞在時間は40分弱しかありません。
早速、出迎えてくれていた送迎バスに乗車し、不老ふ死温泉に向かいます。

不老ふ死温泉に向かうバスからの眺めも最高でした。

そして、５分強で不老ふ死温泉に到着です。

早速受付を済ませて入浴します。

今回は、時間の都合上本館大浴場「黄金の湯」のみの入浴となりました。
不老ふ死温泉は、「ここで養生すれば、老いたり弱ったりしない」という由来のもと名づけられたそうです。

不老ふ死温泉の泉質は、鉄を多く含んでいるそうで、空気に触れることで酸化して赤褐色になっていました。

泥水のような色をした独特の温泉で、なかなか他では味わえない泉質だと感じましたね。

以下の画像は黄金崎不老ふ死温泉の公式ホームページから引用しています。

・本館大浴場黄金の湯

・海辺の露天風呂

・新館大浴場 不老ふ死の湯

次来た時は、海辺の露天風呂にもゆっくり浸かって帰りたいと思います。

11時13分　リゾートしらかみ２号「青池編成」で秋田駅へ

約20分ほどの滞在で不老ふ死温泉を後にして、再び送迎バスでウェスパ椿山駅に戻ってきました。

帰りはどの編成が来るかなとドキドキしていると、行きとは異なる「青池編成」がやってきました。

青池編成の内装も非常にオシャレでゆっくり寛げました。

中にセルフ売店も見つけました♪

帰りは、途中で最古の「くまげら編成」にも遭遇しました。

そして、リゾートしらかみ号の旅を終えて、13時30分頃秋田駅に帰ってきました。

14時00分　駅ビルトピコの秋田比内地鶏やで親子丼ランチ

朝からハードスケジュールでお昼どきを過ぎてしまい、すっかりお腹が減っていたので、駅ビルトピコの中にある「秋田比内地鶏や」さんで親子丼ランチをいただくことにしました。

「究極」と「極上」の２種類がありましたが、平民なので下のランクの「極上」を注文しました！(笑)

下のランクと思えない程、卵がフワッふわで絶品でした。
サラッと完食してしまいました。

15時30分　男鹿線なまはげラインに試乗

帰りの電車まで少し余裕があったので、男鹿線の「なまはげライン👹」に乗車してみることにしました。
１駅先の泉外旭川駅まで行って戻ってきました！(笑)

何とも独創的なデザイン！まさに「なまはげ」♪

16時15分　秋田駅ビルトピコでお土産物色

秋田駅に帰ってきまして、帰りの新幹線の時間まで駅ビルでお土産を物色することにしました。

やはり、秋田は「いぶりがっこ」や「比内地鶏」を強く推していますね！
ポテトチップスやポッキーなど至る所に出現します！(笑)

秋田の地酒も沢山揃っています♪

駅ビルだけでも本当に沢山のお店がありますね！

17時40分　秋田駅を出発

楽しかった秋田旅行はここまで。
帰りは、17:40発　こまち 64号　に乗車し、東京に帰ります。

帰りは、「おにぎり弁当」に「いぶりがっこポテトチップス」、それに加えて、リゾートしらかみ号で食べた「いぶりがっこプレッツェル」が美味しすぎたのでリピートしてしまいました！(笑)

21時48分　東京駅に到着

そして、約４時間の旅を経て無事東京駅に戻ってきました♪

なお、わたしが乗車していたこまち号は「なすの 277号　那須塩原行」として折り返し運転するようでした。

おわりに

皆さん、いかがだったでしょうか。

今回の秋田旅行も、地元の郷土料理や秘境温泉を堪能したり、観光列車「リゾートしらかみ号」に乗車できたりと、本当に充実した旅になりました。

「リゾートしらかみ号」から見下ろす日本海は本当に絶景でしたので、鉄道好きか否かに関わらず、是非皆さん一度乗車してみていただきたいと思います。


第５弾の「どこかにビューーン！」の旅録を既に公開しております。気になる方は是非次のリンクから覗いてみてください。
「どこかにビューーン！を使ってみた！⑤～飯山・長野編～」

これからも、皆さんの暮らしが豊かになるような楽しく有益な記事を沢山書いていきたいと思いますので、一緒に楽しい人生になるよう頑張っていきましょう♪