出産に立ち会った夫が思う無痛分娩を選択してよかったこと7選

娯楽・子育て
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皆さんこんにちは、季ラリです。

今回のテーマは、『出産に立ち会った夫が思う無痛分娩を選択してよかったこと』についてです。

わたくし事ではございますが、先月我が家に第1子の娘が誕生いたしました。
出産の立ち会いで20時間以上病院にこもりっぱなしになってしまいましたが、出産時に妻の様子を見ながらずっと傍でよりそうことができました。

日本の出産においては、「普通分娩」と言われる、麻酔を使用しない分娩方法が約95%を占めています。しかしながら、我が家では約5%しか選択されていない「無痛分娩」といわれる硬膜外麻酔を使用した分娩方法を選択しました。
フランスでは約80%アメリカでは約70%の方がこの「無痛分娩」を選択しており、海外では主流の分娩方法になっていますので、これから選択される方が増えてくることが予想されます。

わたし自身、妻と陣痛から出産まで全ての時間をともに過ごし、結果「無痛分娩」を選択して本当に良かったと感じていますので、我が家の経験をもとに、無痛分娩を選択してよかったことを7個抽出し紹介していきたいと思います。

近い将来出産に臨まれるご家族様や、今後子供を望まれているカップルの方々など、沢山の皆様にとって参考になる内容となっていますので、是非最後まで読んでいってください。

この記事が参考になる人

・無痛分娩での出産を検討されている方

・近い将来子供を望まれている方

・普通分娩での出産で疲弊してしまった方

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出産に立ち会った夫が思う無痛分娩を選択してよかったこと7選

では、早速無痛分娩を選択してよかったことについて見ていきましょう。

その① 出産時の計画が立てやすい

よかったこと1つ目は、『出産時の計画が立てやすい』です。

我が家では、妻が里帰り出産を予定していたこともあり、夫であるわたしが立ち会いをするためにいつ妻の実家に向かうかという調整が必要でした。

無痛分娩では、あらかじめ「何月何日に促進剤を入れますよ」ということが告げられるため、仕事上の調整がしやすく、新幹線や飛行機のチケットを先に取得しておくこともできます。
我が家の出産は、陣痛が来始めていたギリギリの状況でしたが、無事予定日に無痛分娩を行うことができたため、会社に調整していたとおり休みを取ることができました。

ただし、無痛分娩を計画していても、予定日より早く陣痛が起きてしまった場合には日程を早めなければいけないこともあるので、絶対にその日になるというわけではない点に注意しておきましょう。

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その② 出産約8時間前から陣痛時の痛みを緩和できる

よかったこと2つ目は、『出産約8時間前から陣痛時の痛みを緩和できる』です。

妻を見ていて、陣痛時の痛みは想像を絶するものだと感じました。ずっとテニスボールで背中をさすっていないとまともに横になっていられないほどのもので、これに耐え続ける女性は凄いなあとしみじみ感じたものです。

無痛分娩では、出産約8時間前より硬膜外麻酔を入れていくため、陣痛の痛みを緩和させることができます。
これ以前の時間は普通分娩の場合と同様に、陣痛に耐えなければなりませんが、出産で1番しんどい最後の8時間の痛みを緩和できるというのは相当に精神的負担は少なくなるものと思います。

わたしの妻も、麻酔を入れる直前に「これ以上の陣痛は耐えられない」と言っていたため、無痛分娩にして本当に良かったと感じました。
ただし、陣痛は一定程度痛みがないといきむタイミングが分からなくなってしまうため、少しは痛みを残したまま出産に移ります。そのため、痛みがゼロになるわけではない点は覚えておきましょう。(妻いわく、注射前の2割くらいの痛みと言っていました。)

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その③ 出産時の体力を温存できる

よかったこと3つ目は、『出産時の体力を温存できる』です。

出産3日前くらいになると前駆陣痛といって、本格的な陣痛の前の準備的な陣痛が少しづつ来るようになります。
陣痛は5分間隔にならなければ、病院に入院することもできませんので、女性はここから一人でずっと陣痛に耐え続けていることになります。
わたしの妻も「横になった時の陣痛の痛みが強すぎて48時間寝れなかった」と言っていて、病院に着いた時点では相当に体力を消耗していました。

しかし、硬膜外麻酔を打ってからは痛みがかなり少なくなり、8時間の間に出産時の体力をかなり温存できたようです。

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その④ 出産前の妻のメンタルが安定する

よかったこと4つ目は、『出産前の妻のメンタルが安定する』です。

初産の場合は特に、女性は出産前かなり精神的に不安定になります。
これは、「ホルモンバランスの乱れ」によるものや、「そもそもの出産という未知への挑戦に対する不安」によるものなど様々です。

無痛分娩を選択することにより、そんなメンタルの不安定性を軽減することができると言われています。プラス20万円弱のお金で妻の不安を軽減できると思えば安いものだとわたしは思います。

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その⑤ 出産立ち会い時に夫婦関係が崩壊しにくい

よかったこと5つ目は、『出産立ち会い時に夫婦関係が崩壊しにくい』です。

出産立ち会いをきっかけに夫婦関係が悪化し離婚するケースが非常に多いと言われていますが、これは、

・出産立ち会い時に夫が寄り添ってくれず冷めてしまった

・痛いのを我慢して頑張っているのに後ろでボーっとしている夫を見てイラっとした

・夫として精一杯頑張ってサポートしようと思っていたが、妻の注文やワガママに耐えきれずついつい「いい加減にしろ」と言ってしまった

など、その多くの原因は「痛みとの闘い」に起因します。痛みがなければ、当然夫のサポートも少なくて済みますし、妻がイライラすることも少なくなります。
わたしも立ち会いの際、麻酔が入るまではテニスボールで背中をさすりながら必死でサポートしましたが、麻酔が入ってからはノーサポートで2人で雑談できるほどの余裕がありました。

夜中の2時に病院に出向いて約12時間ほど頻繁に背中を押し続けていたこともあり、わたしの疲労もピークでしたので正直これには凄く救われました。あと8時間続いていたとすると、どちらかがイライラして当たったりしてしまっても不思議ではないと思いました。
妻も出産後、「一緒に頑張ってくれてありがとう」と言ってくれましたし、わたしとしても妻に感謝の気持ちを心から持つことができ、本当に最後は心穏やかに出産を迎えられたと感じています。

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その⑥ 出産時に妻が生命の誕生を冷静に見届けることができる

よかったこと6つ目は、『出産時に妻が生命の誕生を冷静に見届けることができる』です。

普通分娩の場合には、最後赤ちゃんが出てくる瞬間、女性は尋常じゃない痛みに耐えている状態で、冷静に見届けるなんてできるはずもありません。

妻が入院していたお部屋が分娩室の横のお部屋でしたので、入院中に隣でいくつかの出産が行われていました。
隣の部屋から女性の、「痛い痛い痛い」「もう無理あああああああ」といった尋常じゃない悲鳴が何度も聞こえてきまして、聞いているだけで震えるほどのものでした。
このような状態では、当然出産時の状況なんて覚えているはずもありませんし、赤ちゃんが出てきた直後私たちの手もとに来るまでにどんなことが行われているかもわかりません。

しかし、無痛分娩ではある程度冷静に誕生の瞬間を感じることができ、妻も出産直後の状況をしっかり覚えているようでした。
これは、無痛分娩を選択する非常に大きなメリットだと言えます。

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その⑦ 出産後の体力の回復が早い 

最後よかったこと7つ目は、『出産後の体力の回復が早い』です。

妻は、出産後すぐにまともに話ができる状態でしたし、1時間もたつと一人で歩ける状態にまでなっていました。
翌日には普通にご飯も食べることができ、普段と変わらないくらいの状態に回復していました。

強いて言うなら、出産時に膣口をメスで切ったので、そのあとが痛み椅子に座るのが辛いと言うことでしたが、普通分娩を経験した妻の妹の話を聞いていると、普通分娩ではこのレベルの回復は有り得ないと言っていましたので、やはり無痛分娩で出産すると体力がある程度温存できており回復が早いんだと確信しました。

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おわりに

皆さんいかがだったでしょうか。

今回は無痛分娩を選択して良かったことについて紹介をしてきましたが、「子供を作りたいと考えている方」や、「一度普通分娩で出産したけど次は無痛分娩にしようかと悩んでいた方」などにとって少しでも参考になる記事となっていたら嬉しく思います。

今回はメリットを列挙しましたが、無痛分娩にも一定のリスクやデメリットは存在します。これについても、今後またどこかで紹介していきたいと思いますが、我が家の経験をもとに申し上げるとするならば、「小さなリスクやデメリットを吸収できるだけの大きなメリットがある」と言っていいでしょう。

皆さんにとっての新しい命の誕生を、家族全員で喜べる日が来ることを心から願っています。

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