【はじめての異動】部署の方への挨拶回りで菓子折りを持参すべき?配る際のマナーは?どんなお菓子がいい?【異動元・異動先】

業務効率化・職場の悩み
この記事は約14分で読めます。
スポンサーリンク

皆さんこんにちは、季ラリです。


今回のテーマは、「【はじめての異動】部署の方への挨拶回りで菓子折りを持参すべき?配る際のマナーは?どんなお菓子がいい?」です。

他の部署への異動が決まった皆さんにとって最後の大仕事となる、「部署の方への挨拶回り」。

引き継ぎなどでタダでさえ忙しく疲弊しているこの時期ですが、「立つ鳥跡を濁さず」で、お世話になった皆さんに対して、失礼のないように気持ちよく部署を去りたいところです。

入社してはじめての異動である方は特に、部署異動の際のマナーや立ち振る舞い方についてわからず不安に思われている方も多いと思います。

そこで今回は、
異動の際に部署の方への挨拶回りで菓子折りを持参すべきか?
また、
お菓子を配る際にどんな点に注意すべきか?
どんなお菓子を選択すべきか?
というテーマで、異動を控える皆さんの疑問を解消していきたいと思います。

皆さんが安心して部署を去れるように、「異動元・異動先」に分けて詳しく説明していきますので、是非最後まで読んでいってください。

この記事が参考になる人

・他の部署への異動が決まっている人

・異動時にお菓子を配るべきか悩んでいる人

・異動時にお菓子を配る際のマナーについて知りたい人

・異動時にどんなお菓子を配るべきか悩んでいる人

スポンサーリンク

異動の際に部署の方への挨拶回りで菓子折りを持参すべきか?

では、早速「異動の際に部署の方への挨拶回りで菓子折りを持参すべきか?」について、異動元・異動先に分けて見ていきましょう。


異動元の部署には?

「異動元」の部署には、「あなたの前に異動した方」「あなたと同じ時期に異動する方」が配られた(配られる)か否かを元に、判断しましょう。

その部署毎の慣習が何となくはあるもので、
「お互い気を遣わないように、面倒な慣習はなしにしよう」
という雰囲気にも拘らずあなたがお菓子を配ってしまうと、変な空気になってしまったり、同時期や後の異動者の方に負担をかけてしまう恐れがあります。

特に同時期の異動者が複数人いる場合においては、「あの人はお菓子を配っていたのにあの人は無かったね!」と配らなかった人にマイナスイメージがついてしまうことがあり、自己判断での行動は大変危険です。
同時期に異動する方とは、可能な限りどうするか大まかに打ち合わせしておくと良いでしょう。

異動先の部署には?

一方、「異動先」の部署にはどうでしょう?

「異動先」の部署については、前例や慣習を事前に知ることは難しいと思いますので、「職場の皆さんに気を遣わせない程度の簡単なお菓子を準備する」と良いでしょう。

異動先の職場では、部署の皆さんはあなたがどんな方なのか気になっているはずです。
1人1人と一言二言お話するきっかけになりますし、あなた自身の人間性を少しでもわかってもらうきっかけになると、メンバーに馴染むハードルも少しは下がると思いますし、その後の仕事もやりやすくなると思います。

あまり高価なお菓子を準備すると部署のメンバーに気を遣わせることにもなりかねないので、一人あたり50円~100円くらいに収まるような簡単な小袋を準備すると良いと思います。

スポンサーリンク

お菓子を配る際のマナーは?

では次に、お菓子を配る際のマナーについて2つ列挙させていただきます。

マナー① 役席の高い方から順番に配る

マナー1つ目は、「役席の高い方から順番に配る」です。

組織での挨拶は、「役席の高い方から」が原則です。
部長・課長など直属の上司に当たる方にまだ挨拶をしていないにも関わらず、周りの同僚に対して先にお菓子を配っているのを見られてしまうと、悪い印象を抱かれ兼ねません。
役席が高い方ほど、スケジュールが過密であることも多いため、あらかじめ「上司の予定を確認しておく」必要があるでしょう。

もし、急な会議などで上司が席を外してしまった場合には、必ず「ご挨拶たる旨を記載したメモ書き」を添えて、お菓子を机に置いておきましょう。周囲の職員さんに、一言言っておくとなお良いと思います。

また、係長などの中間統括者が複数人いる場合には、無理に中間統括者だけを先に回る必要はありません。
動線を意識し、自分が所属するチームからスタートして、近いチームから順番に回っていくと良いでしょう。チームのラウンドを回る際には、当然ですが中間統括者から順番に回るようにしてください。

マナー② 出勤初日(最終日)の午後遅めの時間に配る

マナー2つ目は、「出勤初日(最終日)の午後遅めの時間に配る」です。

異動元の部署では、引き継ぎなどで最終日まで皆さん忙しくされている場合が多いと思います。
そのため、お菓子を配るタイミングは、「出勤最終日の午後遅めの時間」がベストです。
「出勤最終日」に配ることで、部署の方々に「お返しをしないと」と気を遣わせる可能性も低くなります。

会社によっては、「就業時間中に挨拶回りをすることを良しとしない」場合もあると思いますので、その際は終業時間と同時に配り始めるようにしましょう。
不在の方には、簡単な挨拶文を書いたメモ書きを添えてお菓子を机の上に置いておきましょう。

異動先の部署では、あなたが引き継ぎを受けるタイミングなどまちまちかと思いますが、少なくとも午前中は部署や設備の説明などで身動きが取れないと思います。
そのため、「出勤初日の午後か終業後の手が空いた時」に配ることがベストでしょう。

スポンサーリンク

用意するお菓子はどんなものが良い?

最後に「用意するお菓子はどんなものが良いか?」について見ていきましょう。
こちらは、注意点を4つ列挙させていただきます。

注意点① 個包装のお菓子を選ぶ

注意点1つ目は、「個包装のお菓子を選ぶ」です。

デパートに売っている菓子折りとして、「パック詰めされているクッキー」などがよく販売されていますが、異動時に配布するお菓子としては絶対NGです。

個包装になっていないとその場で食べてしまわなければいけませんし、不在の方に対して置いておくこともできません。
お菓子が余ってしまった際の後処理も非常に困ってしまうため、確実に個包装のお菓子を選択するようにしましょう。

注意点② 長期保存・常温保存できるものを選ぶ

注意点2つ目は、「長期保存・常温保存できるものを選ぶ」です。

お菓子を貰った人がその場で食べるとは限りませんし、先ほども説明したとおり部署のメンバーが不在の場合には机に置いておくこともあります。

「チョコレート」など常温保存できないお菓子を選んでしまうと、置いて数日経って溶けてしまっていたなど、惨事になる場合もあります。
受け取り手の状況や心情に配慮して慎重にお菓子を選択するようにしましょう。

注意点③ なるべく全員同じ種類のお菓子を選ぶ

注意点3つ目は、「なるべく全員同じ種類のお菓子を選ぶ」です。

異動時に渡すお菓子は、人によって差をつけることは望ましくありません。
「あの人にはあんな良いお菓子渡していたのに、わたしにはこんな質素なものなの?」と、不満を抱かれては本末転倒です。
このようなことがないように、わたしとしては「全員同じお菓子に統一すること」をおすすめします。
もし、そのお菓子を嫌いな人がいたとしてもそれはそれで仕方ないと割り切るようにしましょう。

注意点④ 人数分より少し多いものを選ぶ

最後注意点4つ目は、「人数分より少し多いものを選ぶ」です。

異動の際に手渡すお菓子は、人数分+30%分ほどの数を準備すると良いです。
人数分ギリギリで準備していると、想定外に部署に来ていた人に手渡したり、お菓子を落として食べられなくなったりして、足りなくなってしまう可能性があります。

途中でお菓子が足りなくなって慌ててしまうほど恥ずかしいことはありませんし、こんなところでお金をケチっては絶対にいけません。
「余裕持って準備しておいて、余ったら持ち帰って食べよう!」というくらいの気持ちで多めに入っているものを選んでおきましょう。

おわりに

皆さん、いかがだったでしょうか。

部署異動の日の立ち振る舞い方やマナーについては、一度経験しないとなかなかイメージが沸かないものだと思います。

本記事を読んでいただき、異動を控える皆さんが少しでもリラックスし、当日を迎えていただくことが出来れば嬉しく思います。


これからも、皆さんの生活に役立つ記事を沢山書いていきたいと思いますので、一緒に学び成長していきましょう。

スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました