皆さんこんにちは、季ラリです。
今回のテーマは、JR東日本「どこかにビューーン!」を使ってみた!①~盛岡編~1人旅【旅行記・宿泊記】です。
前回の
「JR東日本のどこかにビューーン!でハズレを引かないための攻略方法を徹底解説」
の記事の最後で、わたしがJRE POINT6,000ポイントを使って、「どこかにビューーン!」に申込をしてみた結果についてご紹介しました。
まだの方は、是非そちらの記事も一緒に読んでみてください。
今回は岩手県の秘境駅「いわて沼宮内駅」を引き当てたということで、1つ手前の盛岡駅で降りて1泊2日で宿泊し観光してきました。
今回観光してきた「盛岡市」は、ニューヨーク・タイムズ紙「2023年に行くべき52カ所」に選出された、世界からも注目される観光都市であり、実際に行ってみて本当に良い街だと実感することができましたので、皆さんに紹介したいと思い記事にしてみました。
「歩いて回れる宝石的スポット」として世界に発信された「盛岡市」の、具体的な観光スポットやグルメなどを交えて詳しく紹介していきますので、少しでも興味を持っていただいた方は是非最後まで読んでいってください。
この記事が参考になる人
・どこかにビューーン!を使ってみた旅記録に興味がある人
・盛岡市の観光スポットやグルメについて知りたい人
・未開拓の旅行先を探している人
- 盛岡駅周辺の観光について
- 1泊2日盛岡の一人旅
- (1日目)7時32分 東京駅を出発
- 10時00分 盛岡駅から盛岡大通商店街へ
- 11時00分 盛岡城跡公園を散策
- 13時00分 盛楼閣(セイロウカク)でランチ!1回目の冷麺を堪能
- 14時00分 デパート「パルクアベニュー・カワトク(川徳百貨店)」へ
- 15時00分 宿泊する「天然温泉 さんさ湯 ドーミーイン盛岡」へ
- 19時00分 平壌冷麺食道園でディナー!2回目の冷麺とホルモンを堪能
- (2日目)8時30分 ホテルドーミーイン盛岡の朝食バイキング
- 9時45分 ホテルを出発し国宝「岩手銀行赤レンガ館」へ
- 11時30分 さまざまな神が集う岩手一の大社「盛岡八幡宮」へ
- 13時30分 盛岡駅に戻りじゃじゃ麺「白龍」でランチ!
- 14時30分 お土産を見るために盛岡駅ビル「フェザン」を散策
- 15時50分 盛岡駅を出発!東京に帰ります
- おわりに
盛岡駅周辺の観光について
旅の記録を書く前に、盛岡駅周辺の観光について簡単に触れておきましょう。
※公益財団法人盛岡観光コンベンション協会 もりおか散策MAPより引用
盛岡駅東口を出てから徒歩10分ほど行ったところに、「盛岡大通商店街」という大きな商店街があります。
盛岡駅東口からこの「盛岡大通商店街」にかけてが盛岡市の一番の繁華街と言っていいでしょう。
観光地は基本「盛岡大通商店街」から徒歩圏内に集まっていますので、旅行される方はこれを意識して行動されるとよいでしょう。
1泊2日盛岡の一人旅
では、旅の様子を紹介していきましょう。
今回の旅の行程を最初に簡単に記載しておきます。
1日目
盛岡到着 ⇒ 盛岡大通商店街散策 ⇒ 盛岡城跡公園散策 ⇒ 盛岡冷麺(盛楼閣)でランチ ⇒ 川徳デパート散策 ⇒ 盛岡冷麺・焼肉(食道園)でディナー ⇒ ホテルドーミーイン盛岡宿泊
2日目
(重要文化財)岩手銀行赤レンガ館見学 ⇒ 盛岡天満宮を参拝 ⇒ じゃじゃ麺(白龍)でランチ ⇒ 盛岡駅ビル「フェザン」散策(お土産購入) ⇒ 盛岡出発
(1日目)7時32分 東京駅を出発
「どこかにビューーン!」では、ある程度時間帯は指定できますが、乗車する列車はJR東日本側でランダムに割り当てられます。
今回は、7:32発 はやぶさ・こまち 5号 新青森・秋田行 の指定席が割り当てられました。
旅したのが2月でしたので、スキー客が非常に多く、ホームは満員でした。
大半が、次発以降の上越新幹線「とき」や「たにがわ」で越後湯沢方面に向かわれる方だったので、わたしが乗車した「はやぶさ」はかなり空いていました。
ここで初めて気づいたのですが、今回のどこかにビューーン!の4択で割引率の低い「新潟駅」にならなかったのは、「上越新幹線がスキー客で乗車率が高くなっていたため」であると考えられます。
北陸新幹線や上越新幹線沿線になる確率を下げたい方は、冬場のスキーシーズンに「どこかにビューーン!」を使われると良いかもしれません。
わたしが乗車する「はやぶさ・こまち 5号」が到着しました。
いざ出発!
宇都宮駅を過ぎたあたりから一気に田舎になります。
福島県の新白河駅前にはJRAの場外販売場のウィンズやJRの研修施設が見えました。
仙台駅前は、さすが東北の中心都市。多くの高層ビルが立ち並んでいました。
そしてあっという間の2時間15分、盛岡の街並みが見えてきました。
そして、盛岡駅に到着!
盛岡駅でしか見られない、はやぶさとこまちの切り離し作業も見れました。流れるような切り離しであっという間にこまちが去っていきびっくりしました。
新幹線を降りて階段を降りると、大きな南部鉄器が飾られていました。
改札内にもちょっとしたお土産屋さんがあります。
10時00分 盛岡駅から盛岡大通商店街へ
盛岡駅到着後、早速繁華街散策に向かいます。
盛岡駅東口から見た駅の様子です。
東北最大級の堂々として駅舎です。
駅の中にも大きな商業施設があり沢山のお店が入っています。
こちら、盛岡駅東口から、商店街の方向に向かって撮った写真です。
両脇にはシティホテルや冷麺・ラーメンなどのグルメショップが立ち並んでいます。
しばらく歩くと、北上川が見えてきます。
川沿いは散歩している方が沢山いらっしゃいました。
そして、北上川を渡り、5分ほど歩くといよいよ「盛岡大通商店街」が姿を現します。
非常に長い商店街で端から端まで歩くと15分くらいはかかると思います。
商店街には、カラオケ屋さんやチェーンのカフェ、地元の居酒屋さんなど様々なお店が揃っており、土日だったこともあり、昼間から凄く賑わっていました。
このように1泊2日の観光であれば、レンタカーなく徒歩圏内で散策するだけでも十分楽しめます。
また、「盛岡 CITY WI-FI」も完備されており、このあたりではWI-FIは使い放題なのも嬉しいですね。
11時00分 盛岡城跡公園を散策
そして、商店街を真っ直ぐ突っ切り、つきあたりを右に曲がるとすぐに「盛岡城跡公園」が見えてきます。
公園からは盛岡市内の景色が一望できますので、観光の際は最初に行かれることをおすすめします。
「盛岡城」は、盛岡藩第一代藩主の南部信直によって、1597年から建設が始められ、その後36年後もの年月をかけて建設が進められました。
そして、1633年に盛岡藩第三代藩主の南部重直が初めて入城し、1872年に廃藩置県によって取り壊されるまで約240年、盛岡の街を守ってきました。
石川啄木の歌碑も立っていました。
本丸跡から二ノ丸跡へは赤い橋を渡っていきます。
13時00分 盛楼閣(セイロウカク)でランチ!1回目の冷麺を堪能
盛岡城跡公園の散策が終わり、お腹が減ってきたので、ランチで冷麺を食べに行きます。
ちなみに、今回の旅行で冷麺2回、じゃじゃ麵1回食べました。(笑)
盛岡駅の方に戻り、盛岡冷麺を求めて訪れたのが、駅東口から徒歩1分ほどのところにある、「盛楼閣(セイロウカク)」さんです。
盛岡冷麺と言えば「盛楼閣」というくらい、盛岡では大人気の冷麺店です。
駅からも近いので、出張などで訪れてサクッと冷麺を食べたい時にもおすすめできるお店です。
メニューはこちら!
盛楼閣冷麺(並)が1,000円
盛楼閣冷麺(大盛)が1,200円 です。
焼肉も凄く美味しいという口コミを見ましたが、少食の私は安定の盛楼閣冷麺(並)を選択しました。(笑)
歯ごたえがしっかりある「モチモチ食感」の冷麺で、こんな美味しい冷麺食べたことがなく感激しました。
こんな冷麺店が近くにあれば、ラーメンやうどんを食べなくなってしまうかもしれません。(笑)
14時00分 デパート「パルクアベニュー・カワトク(川徳百貨店)」へ
腹ごしらえを済ませたところで、次にやってきたのが地元のデパート「川徳百貨店」です。
「盛岡大通商店街」の中心部から少しそれたところにあります。
東北地方は、各県で地元の百貨店があると聞いて凄く気になっていました。
東京のデパートに入っているお店はひととおり入っている印象の非常に大きなデパートでした。
地下の食品コーナーは特に賑わっており、「いわてのお土産コーナー」もありました。
15時00分 宿泊する「天然温泉 さんさ湯 ドーミーイン盛岡」へ
デパート散策をひととおり終えたところで、本日宿泊する「天然温泉 さんさ湯 ドーミーイン盛岡」に向かいます。
わたしは東急ハーヴェストクラブの信者ですが、ハーヴェストの施設が近くになければ、次に好きな共立リゾートのホテルを選びます。
「ドーミーイン」や「ラビスタ」など共立リゾートのホテルは、何と言っても温泉が最高です。
ビジネスホテルの相場より気持ち高めな値段設定ですが、サウナ付きの温泉にゆっくり入れることを考えると、コスパは最強だと思います。
また、「夜泣きそば」を食べれたり、温泉入浴後に「ヤクルト」や「キャンディアイス」などの無料サービスもあります。
客室はそんなに広くはないですが、清潔感があって使いやすい間取りです。
ベッドはセミダブルサイズでふかふかです。すぐにでも入眠できます。
冬の東北、外気温が氷点下で非常に寒い日でしたので、チェックインを済ませてすぐに大浴場に向かいます。
大浴場には、露天風呂はもちろんのこと、サウナや水風呂もしっかりと完備されています。
※以下の画像は「天然温泉 さんさ湯 ドーミーイン盛岡」さんの公式ホームぺージより引用しています。
大浴場内
露天風呂
サウナ
洗い場
脱衣所
温泉でゆっくり温まった後は部屋に戻り2時間ほど仮眠します。
19時00分 平壌冷麺食道園でディナー!2回目の冷麺とホルモンを堪能
ゆっくりと仮眠して少し体力が回復したところで、ディナーに向かいます。
今回やってきたのは、「盛岡冷麺発祥の店」と言われている、「平壌冷麺食道園」さんです。
こちら、商店街より徒歩3分ほどで近いので夜立ち寄りやすいお店かと思います。
メニューはこちら!
こちら、冷麺並盛 1,000円 となっており、その他焼肉やビビンバなどもあります。
わたしは、冷麺とホルモンを注文しました。
冷麺は、麵自体は細いのに歯ごたえがしっかりあり、スープもあっさりしていてあっという間に食べきってしまいました。
ホルモンも、全く臭みがなく、凄く良いお肉を使っていることが口に入れるとすぐにわかりました。
お腹いっぱいになったところで少しだけ夜の商店街を散策
お昼よりさらに車通りが増えており、非常ににぎわっていました。
ホテルに帰って、本日の行程は終了です。
明日も昼過ぎまでしっかり歩くため、早めに就寝して疲れを取ります。
(2日目)8時30分 ホテルドーミーイン盛岡の朝食バイキング
皆さんおはようございます!ということで、朝になりました。
2日目の朝は、ドーミーインの朝食バイキングを頼んでいましたので、食べに行きます。
岩手県の郷土料理や地の名物もふんだんに用意されており、非常に質の高いバイキングでした。
これがなきゃ始まらない!盛岡冷麺
岩手県産の米ブランド「銀河のしずく」
海鮮丼盛り放題
岩手の郷土料理「ひっつみ」
小岩井牛乳まで!
地の名物を全て抑えて、モリモリに盛らせていただきました。
最高においしい朝食でした。
9時45分 ホテルを出発し国宝「岩手銀行赤レンガ館」へ
しっかり朝食をいただいたのち、2日目の観光へ出発!
国の重要文化財に指定されている岩手銀行赤レンガ館へ向かいます。
こちら、商店街の突きあたりから真っ直ぐ歩き、5分程度で到着します。
この岩手銀行赤レンガ館は、1911年に盛岡銀行の本店として建設されました。
設計は東京駅でも知られる、辰野・葛西建築設計事務所によるもので、辰野金吾が設計した建築としては東北地方に唯一残る作品となっています。
1936年には、岩手殖産銀行(のちの岩手銀行)がこの建物を譲り受け、本店として利用しはじめました。
その後1983年に、岩手銀行の新しい本店ビルが完成したことに伴い中ノ橋支店となり、2012年まで営業されていました。
現在では、国の重要文化財に指定されており、国宝として一般公開されています。
中に入っていきます。基本的に見学は無料ですが、応接室や開業当時から使われている金庫室などを見学したい場合には、有料ゾーンの料金を支払う必要があります。
有料ゾーンについても、一般(16歳以上)300円、小中学生100円、未就学児童無料となっており、非常に良心的な価格に設定されていますので、興味を持った方は是非入ってみてください。
メインホールです。
テレビドラマに出てきそうな、応接室の木製の重厚な扉が特徴的です。
多目的ホール(小)です。
昔の赤レンガ館の昔の風景写真も展示されていました。
歴史を感じる美しい建造物で、これからも国宝として大切に守っていって欲しいなあと強く感じたところです。
11時30分 さまざまな神が集う岩手一の大社「盛岡八幡宮」へ
国の重要文化財を見学した後は、岩手一のパワースポット「盛岡八幡宮」に向かいます。
赤レンガ館から、さらに奥(商店街と逆方向)に15分ほど歩いたところにあります。
盛岡八幡宮は、1680年に南部家29代の南部重信により建立された岩手一の大社です。
品陀和気命(ホムダワケノミコト)を祀っており、農業・工業・商業・学問・衣食住など、人間生活の根源の神と言われています。
鳥居をくぐると右手に食堂(兼カフェ)があります。
寒かったので、温かいそばやうどんなどを食べている方が沢山いらっしゃいました。
本殿です。観光客の方々で非常に賑わっていました。
今年一年の健康とご多幸を祈願させていただきました。
13時30分 盛岡駅に戻りじゃじゃ麺「白龍」でランチ!
今回観光したかったスポットは全て行ったので、2日目のランチへ!
盛岡駅内商業施設「フェザン」の中にある、じゃじゃ麵「白龍」さんを訪れました。
メニューはこんな感じです。
じゃじゃ麺は、小 600円 中 700円 大 810円 と大変良心的な値段設定。これに、盛岡のソールフード、鶏蛋湯(チータンタン)を味わうために、卵(50円)を注文します。
わたしは少食なので、じゃじゃ麵(小)と鶏蛋湯(チータンタン)の卵を注文しました。
出てきたのがこちら!
食べ方は次の画像のとおりです。
8割ほど麺を食べた後に、テーブルに置いてある卵を割り落とします。
そして、店員さんに「鶏蛋湯(チータンタン)お願いします!」と伝えると、だしスープを入れて戻してくださいます。
このチータンタンが凄くやみつきになる味で、あっさりしたコクのあるスープと麺が絡み合って凄く美味しかったです。
14時30分 お土産を見るために盛岡駅ビル「フェザン」を散策
最後、お土産を見るため、盛岡駅ビル「フェザン」のおでんせ館を散策します。
岩手のはちみつを使ったバームクーヘン
宮沢賢治さんの「銀河鉄道の夜」
福田パン監修の「あんバターサンドクッキー」
南部鉄器を使った急須や鍋敷きまで販売されてました。
わたしは、盛岡冷麺や福田パン監修の「あんバターサンドクッキー」を購入しました。
15時50分 盛岡駅を出発!東京に帰ります
楽しかった旅行もこれで終わり!
帰りは、15:50発 はやぶさ・こまち 32号 東京行 に乗車し、帰路に着きました。
今回割り当てられた「はやぶさ」は、行きも帰りも途中「上野・大宮・仙台」のみ停車する速達型のはやぶさ号でした。
夕方6時過ぎ、無事東京に帰ってきました。
おわりに
皆さん、いかがだったでしょうか。
JRE POINT たったの6,000ポイントで、盛岡まで往復させていただけるということで、今回は張り切って計画して沢山の観光地を回ってきました。
非常に満足度の高い旅でしたので、これからも「どこかにビューーン!」を使って、未開拓地を沢山旅行していきたいと思います。
これからも、皆さんがワクワクできるような体験談や、暮らしの役に立つ記事を沢山書いていきたいと思いますので、一緒に楽しい人生にするため行動していきましょう。
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