皆さんこんにちは、季ラリです。
今回のテーマは、『「自己啓発」と「自己研鑽」の意味の違いを理解しよう!サラリーマンにとってより重要なのはどっち?』です。
本テーマについて記事にするに至ったのも、皆さんが「努力」することの本当に意味を知るきっかけになると考えたからです。
「努力」することが必ず「結果」に結びつくとは限らないことは、サラリーマンの皆さんであれば既にご存じのことかと思います。
しかし、「努力」することで「結果」より大切なものを得ることができます。
その大切なものは何かを知るために、「自己啓発」と「自己研鑽」の意味の違いを理解する必要があるとわたしは考えています。
短い記事になりますが、興味のある方は是非最後まで読んでいってください。
この記事が参考になる人
・「自己啓発」と「自己研鑽」の意味の違いを知りたい人
・サラリーマンにとって「自己啓発」と「自己研鑽」のどちらがより重要か知りたい人
・「努力」することの大切さを再認識したい人
「自己啓発」と「自己研鑽」の定義と違い
では、まず最初に「自己啓発」と「自己研鑽」の定義と違いについて見ていきましょう。
それぞれの定義は、次のとおりです。
<自己啓発と自己研鑽の定義>
自己啓発:本人の意思で、自分自身の能力向上や精神的な成長を目指すこと。また、そのための訓練。
自己研鑽:自身の知識や技術を深めるために、自主的に学び続ける行為
※本定義はweblio辞書より引用しています。
「自己研鑽」は、
・簿記の勉強をする
・プログラミング教室に通う
といった形で、単に「知識や技術を強化」するための行為そのものを指し、「精神的な成長」を意味として含みません。
一方、「自己啓発」は、
・意識改善
・自信の向上
・自己分析の深化
・弱みの発見
・コミュニケーション能力の強化
など「精神的な成長」を主軸に置き、これを達成するために「知識や技術を強化」するなどさまざまな手段選択を行うことを指します。
サラリーマンにとってより重要なのはどちらか?
では、サラリーマンにとってより重要なのは、「自己啓発」か「自己研鑽」どちらでしょうか。
わたしは、「自己啓発」であると考えています。
皆さんは、アメリカの心理学者「アブラハム・マズロー」が提唱した「欲求5段階説(自己実現理論)」をご存じでしょうか。
これは、人間の欲求を5つの階層に分けた理論で
・生理的欲求
・安全欲求
・社会的欲求
・承認欲求
・自己実現欲求
の5つに分類したものです。
そして、この5つの欲求は羅列した上から下の欲求に移るにつれて高次の欲求になり、「自己実現欲求」は個人が幸福で満足感を得て生活をするために最も重要な欲求だとされています。
わたしは現在、サラリーマンをしながら税理士の資格取得にチャレンジしていますが、単に「税の知識があること」「税理士の資格を取ること」そのものには大きな意味はないと考えています。
むしろ、税理士の資格取得のための「努力」を通じて、「自分はやればできるんだ!」という自信を持てたり、「頑張ること自体が楽しい!」と思えたり、そんな「自己実現欲求」を満たすための「自己啓発」の側面こそが、もっとも大きな意味であり、人生を豊かにするものだと思い、日々頑張っています。
皆さんも、「努力」を通じた「精神的な成長」こそが、あなたの人生を真に幸福で満足感のあるものにするという点を意識して、是非「自己啓発」に取り組んでみてください。
しんどいことでもコツコツと継続していると、やがて「結果」にとらわれず、「努力」することを楽しめるようになってくると思いますよ。
おわりに
皆さん、いかがだったでしょうか。
今回はコラム的内容で、「自己啓発」と「自己研鑽」の違いについて説明をさせていただきました。
本記事をお読みいただいた読者さんの中で1人でも多くの方が、「自己啓発」を通じて、人生の「幸福度」や「満足度」を高めるための「努力」を継続していっていただけると嬉しく思います。
これからも皆さんの生活を豊かにするための記事を沢山書いていきたいと思いますので、是非一緒に学び成長していきましょう。
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